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県立図書館で吉田戦車の自転車エッセイ「吉田自転車」を見つけ、借りてみた。特にファンてわけではない。この人の漫画は全く読んだことがないし。
2001年秋から半年ほどの間、Web現代(現 MouRa)で連載されてたものらしい。今も少しだけ閲覧できる。書籍のほうから、面白い部分を引用してみよかな。
自転車による散歩のことを英語で「ポタリング」というそうだが、なんだポタって。ポタリング、今やすっかり定着しとるなあ。おらー使ったことないけども。
「ちょっとポタリング行こうぜ」
こんな妙な単語は、横文字好きのニホン人にもさすがに定着するまい。
もひとつ、自転車とは関係ないけど引用。
俺がふるさと岩手県をあとにして上京した理由のひとつに「民放が二局しかなかった」(現在は四局)というものがある。前に書いたことがあるけど、俺にとっては「おニャン子クラブ」がそれなんよな。この人たちが大流行してた当時、高知も民放が2局だけやった。日本テレビ系と TBS 系。
ばかばかしい理由である。しかしテレビっ子だった俺にとっては重大問題だった。
「雑誌で情報だけは知っているのに、見ることができない番組」があるという屈辱。それは上京していい大人になった今でも軽いトラウマとして残っている。
『鋼鉄ジーグ』という番組もそのひとつであり、くやしさがよみがえる。
大学入学で岡山に来た平成元年には既に解散しテレビ番組も終わってしまってて、結局、「動く」おニャン子クラブを見たことがない。大学で同級生たちの話題についていけず、寂しい思いをすることも多かった。
