« 自転車で通りがかった | メイン | 夜の水たまりの中の教会 »

隼に泣く

前回も前々回も見逃して、ずっと気になってた「きぼりまみれ展」をようやく見に行けた。に入って、中を埋め尽くす作品の量に絶句。そして、ひとつひとつの質の高さに、また言葉を失う。

絵も色も素材も形も動きも、すべての次元が高過ぎる。感想なんて、おこがましい。というか言葉が出てこんのじゃ。写真も、何をどう撮りたいんか全くわからず、漫然とシャッター押すだけ。とにかく圧倒されっぱなしやった。

せめて動きを撮ろうとしたのに、単なる手ぶれ写真。情けなや。
きぼりまみれ展3

点睛。開眼。優しい目じゃ。
きぼりまみれ展3
モビールかな〜、ぐらいに思って眺めてたこの隼、マスターが動かしてくれた途端、目が釘付け、口ぽかーん。涙が出てきた。物語に泣くことはあるけど、こういうの見て泣いたのは初めてじゃなかろか。我ながら驚いた。感涙って、ほんまにあるんやな。
きぼりまみれ展3

おらー保守的なので、いつもエチオピアとか普通のコーヒーばっかり飲んでたけど、試しに頼んだショコラオレンジ、甘くて酸味があって、めちゃくちゃおいしかった。
きぼりまみれ展3



きぼりまみれ展、百聞は一見に如かずって、まさにこのことじゃ。百の文でもかなわん。見るべし。実際に見て触るべし。と言いながら今回は今日で終わりなので、少しでも気になった人は、次回ぜひ。絶対に損しません。



隼、欲しい。ずっと眺めときたいわ……。

コメント (6)

Fabrique451:

タニオカさんの涙の事は、作家さまにお伝えしておきましたよ。良いものを作らんといけんね〜!と喜んでおられました。

Pico:

さすが、こういう風に撮れば動きがわかるのね。
ハヤブサ、すごいですよね。
動かすといきなり飛翔して周りの空間が空にかわるという。
次回も楽しみにしてください!

谷岡:

> ブラボーさん
うわー。ありがとうございます!
ご本人に直接って、恥ずかしゅうて嘘くさくて、よう言いませんでした。
あ。昨日のチンクもありがとうございます!
まことに恐縮です……。

> Pico さん
ほ、ほんまは三脚に据えてスローシャッターで撮らんといかんです。
でも動画がいちばんかなー。各部すべての動きが面白いし。
隼には本当にやられました。「胸を打たれる」って表現を
誰が発明したんか知らんけど、まさにそんな感じでした。

杉田 修一:

素晴らしい感想を有難うございました。

杉田 修一:

そういえば、昔(7~8年前)50歳くらいのお父さんっぽい人が、隼を買って帰りました。その1年位後にその娘さんらしき人から手紙を受取りました。実は、受験と反抗期が重なっていた時期で、ふと見上げるとゆったりと羽ばたく隼に、『それでいいんだよ。』と慰めてくれているような動きを感じたそうです。父から娘へのプレゼントだったのです。        私はいつも良い道具とは、その存在を忘れて、大切な事にきずかせてくれる物の事だと、、、でも、結局造る側の問題ではなくて、受取るほうに答えがあるんだということなんじゃないかって思います。ひたすらクオリテイーを高める事が作り手の仕事って事ですよね。あの、昭和の香がする人形と一緒ですね。
 

谷岡:

わ……、直々にありがとうございます。
隼の、あの動きには本当にやられました。
確かに、なにかを教えてくれてるような気がしました。

素晴らしい物を造り上げることができる人を
心から尊敬いたします。もちろん羨望も。
次回また是非伺いたく思っとります!

コメントを投稿

About

2008年11月24日(月)22:26に書かれたエントリーです。

前は「自転車で通りがかった」です。

次は「夜の水たまりの中の教会」です。

メインページ »»

アーカイブページ »»

Creative Commons License
このブログは、次のライセンスで保護されています。 クリエイティブ・コモンズ・ライセンス.