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2009年5月25日 アーカイブ

2009年5月25日 月曜日

深夜の螺旋

自分から見た自分はどうしようもなくダメで、
しかし他人からの評価はそうでもないらしくて、
じゃあ、ってことで他人からの評価通りに動いてみようとすると、
鏡を見ながら自分の髪を切るようなもどかしさ難しさ不自然さがあって、
たとえうまく動けたとしても、いったいそれは自分なんだろかという疑問が湧き、
しかしそれはきわめて贅沢な前提で、というのも、うまく動けたらまだいいほうで、
期待された結果が出せなかったときの、彼らの落胆ぶりを想像すると申し訳なくて、
そんなわけで、思考も体も硬直し、動けず、つまり、最初に戻る。

ウンドウ コエン

県営前の交差点で信号待ちしてて気づいて、慌てて撮った。ウンドウ コエン、笑える。しかしまあ Undo Koen にするわけにゃいかんわな。
Undou Koen
この標識の下では、喫茶店サンクローチェが今も現役で営業中。大学時代、サークル練習のあとモーニングを食べに来てたな。undo できるもんなら、この時代に戻りたい気も。

鳥取砂丘

写真も飛行機も砂像も、どれも凄いなー。

鳥取砂丘、ながいこと行ってないなー。
つぎ行けるのは、いつごろになるだろか。

遺失物

昭和30年代前半の福岡が主な被写体の写真集「想い出の街 / 井上孝治(Amazon楽天ブックス)」を購入。アフィリエイトリンク張りつつも、自分は地元 451ブックスで買うてたり。
思い出の街 / 井上孝治
Nikon D40 + AF-S DX NIKKOR 35mm F1.8G
ガタのきた木造建築や、ぬかるんだ道や、衛生的とは思えん駄菓子を喰らう子供たちを眺めてると、この頃の人間は植物のごとく自然から生えてたような存在に思える。一体化してる感じ。

夏は暑かろうし冬は寒かろうし風雨には弱そうやし、当時を生きてた人はしんどかったことを色々思い出すんだろな。でも、第三者の俺には青い芝生にしか見えんのです。

快適便利な暮らしこそ最大の幸福、と心から思えてるなら、こんな写真集を見て、なにやら羨ましい気持ちが芽生えるはずないんやけどな。


理論

昭和のエートス / 内田樹(Amazon楽天ブックス)という本を、だいぶ前に買うたままなかなか読了できず。気軽なエッセイ、みたいな書評につられて買うてみたけど、俺にゃー難しい。使われてる単語もレトリックも、とにかく難しい。賢い人向けやわ、これ。

とりあえず現時点で心に留まった箇所をひとつ引用しとこ。

 現場にいる人間の個人的資質とはとりあえず無関係に制度が破綻なく機能するように構築された制度のことを「うまくできた制度」と呼ぶのである。
(中略)
 仮にこれを「惰性の制度」と呼ぶ。「惰性が効いている」制度は、多少現場の人間の出来にでこぼこがあってもそれなりに回る。だから、すぐれた経営者は「自分がいなくても経営が停滞しない」ような経営システムを構築する。ルーティンの仕事はできるだけ部下に権限委譲し、自分は「生成的」なプロジェクトに全精力を注ぐ。トップがいつも「次のビジネスモデル」を考えていられる企業と、トップが「定例会議や稟議書のはんこ捺し」で忙殺されている企業とどちらに将来性があるかは誰にでもわかるだろう。
いやー、後半つい苦笑してしもた。しかしまあ、経営者に言わせれば「現場を知らん学者さまの空論よ」てことにもなりかねんな。いろんな会社が、現場が、ある。

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