背反
眼球は眠いのに、頭が眠ってくれん。
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眼球は眠いのに、頭が眠ってくれん。



おつかいで、近所の天満屋ハピータウンへ行った。
ちょっと遅かったから、どのレジも混んでた。さて、やっと自分の番。
清算中、いつもとは何か違う音がする。見ると、
レジのおばちゃん、カゴからカゴへ商品を移すとき、落としてる。
ごくわずかな高さからではあるけれども、落としてる。置いてない。
聞こえてたのは、ヤクルトやチーズが落ちるゴトッという固い音。
驚きながら観察してると、最後の商品、ネギをぐにゃっと折り曲げた。
そりゃまあポキンといくもんやないけど、なんぼなんでもそれは……。
釣り銭を渡すときの手つきとか見てると、レジの初心者ではなかった。
結論。このおばちゃんは悪くない。おそらく悪気はない。
細かい気配りができてないだけ。つまりレジ打ちに向いてないだけ。
もしくは、いちいち細かすぎる俺が「客」という役に向いてないだけ。